動物医療においては、血液を利用するための献血・輸血システムがありません。日本の動物病院では、ドナーとなる動物を飼育する、飼主さんに協力してもらうというような対応をしていますが、血液を安定的に確保することは困難で、慢性的に血液が不足しています。

 オキシキャリアは、人工赤血球を実用化して、動物医療における治療の選択肢を広げ、必要な治療を受けられる動物を増やしたいと願っています。